Corporate
Profile

【企業の強み】
CATV業界向け番組自動送出装置は、ニッチ市場である上、技術の蓄積を背景に顧客の運用環境ごとに細やかなカスタマイズが求められる分野である。現状、市場におけるシェアは40%、直近のリプレイス需要に対するシェアは60%を保持しており、当社のシステムは番組自動放送装置として40年にわたる納入実績から業界のデファクトスタンダードとして確立している。また、世界1位、2位のシェアを持つ海外メーカー等と、開発協力や技術提供を行うなど独自の情報ソースを持ち、競合他社が模倣困難な開発体制を維持している。

【事業内容】
当社はCATV局向けのAPC（番組自動送出装置）を、開発・製造・販売している。CATV局オペレータが直感的に操作できるGUIで統一されており、市場では社名より「VATIC」というブランド名が広く認知されている。番組制作から放送に至るワークフローのファイルベース化にいち早く取り組み、CATV局の要求に対応した製品を順次リリースし、シェアを拡大してきた。市場シェア4割超を制したことで、VATICは事実上業界の標準装置となり、同時に局のオペレーションスタイルも、VATICの操作が標準となっている。


【業種】
情報通信

【製品・技術の強み】
CATVは、100局あれば100の運用形態があるといわれるほど、多種多様の運用形態を有します。そこで、導入に当たっては各局の要望を聞き、各局固有の運用に極力近づけるようカスタマイズを行い、運用開始後も独自のリモートシステムにより、24時間体制でサポートに当たっております。販売してからが勝負という信念の下、社員一丸となって、あくまで「人」対「人」の関係を大切に、信頼関係を築いてきました。これが、リプレイス率を向上させ、結果的にシェアを40%以上にまで押し上げていると確信しております。

【代表者メッセージ】
CATV局は、今後4K放送時代の伝送を担う事業体として生き残るためには、4K放送に対応した設備・システムの整備と同時に、平時には地元に密着したきめ細やかな生活情報を、災害時には避難情報等防災・減災を目的とした情報を発信できる仕組みを構築することが、視聴者の満足度向上と通信業者等に対する競争力強化につながる。こうした次世代4K送出に対応した4Kワークフローを実現し低価格で提供していきます。


【販路開拓・海外展開に向けた社内体制】
既存APCの販売パートナーとして、伊藤忠ケーブルシステム株式会社・SCSK株式会社・住友電工株式会社と連携した販売ネットワークを構築していますが、2020年に向けた放送システムの高画質化(4K/8K)とそれに伴うIP化に対応するため、クラウドを積極的に活用するための開発体制を整備、CATV市場はもとより、IPTV、デジタルサイネージの分野にも進出していく。

【シェア・ランク】
CATV業界40％

【表彰・メディア掲載】
【表彰実績】


【メディア記載】
放送業界誌 月刊ニューメディア　　ケーブル新時代

【共同研究・開発実績】
富士通FIP、東芝、NEC、朋栄、Grass Valley、harmonic、Elementalと放送用ビデオサーバのカスタマイズ

【知的財産】
データ送出シミュレーター（特許：第5383761号）
本特許は、短時間に送出リハーサルを自動的に行う。この機能により、人為的放送事故は大幅に減少する。


【主要取引先:実績（国内）】
既存APCの販売パートナーとして、伊藤忠ケーブルシステム株式会社・SCSK株式会社・住友電工株式会社等を経由し、日本テレビ・関西テレビ・BBC−Japan、韓国KBS-Japan、J:COM・CS局の宝塚スカイステージ・J-Sports・ウェザーニューズ等