新事業を展開する社長必見!
ビジネスマッチングを利用した成功事例5選

業務の成果が高まりやすい「ビジネスマッチング」

業務の成果を高めるために効果的な方法として「ビジネスマッチング」がありますが、初めてビジネスマッチングを行う場合、十分な効果が期待できるかどうかが気になるのではないでしょうか。

そこで、中小機構が運営するビジネスマッチングサイト「ジェグテック」を利用してビジネスマッチングが成功した事例を5つ紹介します。成功した事例にならって、ビジネスの成果を高めていきましょう。

1.<自社をアピール>ナノ粒子を提供する企業の場合

当該企業は、金属や金属酸化物などの微粒な粒子である「ナノ粒子」を活用して機能性材料の製造、販売を行う企業です。ナノ粒子は太陽電池の材料や光触媒の材料、消臭や抗菌など、幅広い分野で活用されています。

同社の強みは顧客の用途に適した形でナノ粒子を提供することで、それによって大手企業からの引き合いを多く受けています。しかしながらより売上を伸ばすためには、必要とされるニーズを事前に把握し、新たなナノ粒子の開発を行っていくことが必要と考えていました。

同社はジェグテックの機能を活用し、ジェグテック登録企業から発信される様々なニーズ情報に触れ、さらには直接問い合わせの機会から、「ナノ粒子に求められるニーズ把握」し、その提供価値を高めています。

自社の強みをさらに引き出すために、ジェグテックを活用している事例です。

2.<大手とのマッチング>ある中小企業の金属加工技術を大手企業が活用

当該企業は金属プレス加工技術によって自動車や家電製品向けのプレス製品を提供する企業で、強みは特許技術の「加工技術」です。その特許技術を高く評価したのは、受配電・制御機器分野を強みとする大手企業でした。

このマッチングのきっかけは、大手企業がジェグテックにニーズを掲載し、そのニーズに加工技術に強みを持っていた中小企業が提案をしたことからです。この提案の結果、大手企業はコストの削減と製品の品質向上を実現することができ、ニーズ(課題)解決をしたのです。

またこの事例で注目すべき点は、当初、大手企業は課題解決ができる企業を探す方法として従来通り、取引のある商社に依頼することを考える一方で、課題解決できる企業を探す別の方法を見出す必要性も感じ、ジェグテックのニーズ発信を利用した点です。そして色々なニーズ情報の中から、自社の強みと照会し、同社が提案をした点です。

このマッチングは、ジェグテックが提供する「大手企業と中小企業のマッチングの場」が効果を発揮した事例です。

3.<業務提携>業務における他社との提携が実現

当該企業は、粘着技術を活用し、機能性フィルムの製造、加工、販売を手がけています。機能性フィルムが活用されている製品の一例としては、スマートフォン向けの保護フィルムがあげられます。

この機能性フィルムをエンドユーザーが利用するための専用装置開発という課題があり、その開発を共に行う提携企業を探すため、ジェグテックの「ニーズ機能」を利用しました。

本来であれば、自社が求める企業を探すことは用意ではありませんが、ジェグテック登録企業の幅広い業種業態、さらには自ら発信できる機能などにより、効率的に提携先を見つけ、実現しました。

ニーズ発信で効率よい提携先を見つけた事例です。

4.<情報収集>金属プレス加工技術が大手企業に採用

金属プレス加工を軸とするこの企業の強みとなる技術は、器型や筒型の金属の形状を深くする「深絞り加工」です。

同社は大手企業との取引は行っていませんでしたが、同社社長がジェグテックを利用し始めたことがきっかけでとある大手消費財メーカーとの取引が始まりました。

新商品開発が難航していた大手消費財メーカーが発信した課題に対し、同社が自社で提案できると判断しメッセージを送り、そのメッセージがきっかけで、大手消費財メーカーとのお付き合いがはじまり、製品を納品するまでに至りました。

ジェグテックで発信された情報をキャッチし、実を結んだ事例です。

5.<海外企業とのマッチング>ベトナムでの業務拡大が実現

当該企業は電気機械器具を製造する企業で、その強みは日本初の電気分解方式オゾン水生成器開発、日本初のテラヘルツ非破壊検査装置など、総合的な技術やノウハウを有する点です。

販路のさらなる拡大を目的に、同社は2007年頃からジェグテックの利用を始めました。同社曰く、民間企業等の運営するマッチングサイト比較し、ジェグテックは「国の機関が運営している安心感、登録企業の信頼性が高い、日本全国を網羅した企業のネットワーク、業種業態の豊富さからこれまでにないつながりを期待できる、コーディネーター(専門家)が丁寧にサポートしてくれる」といった利点があったとのことです。

さらに、ジェグテックを利用することで国内の企業同士のマッチングにとどまらず、ジェグテックのサイト内で「工業団地を運営するベトナム企業からの引き合い情報」を見つけ、中小機構が開催するベトナム企業との商談会を経て、ベトナムでの第二工場設立を実現したとのことです。

このようにジェグテックでは、リアルとウェブを組み合わせ、海外の企業とのビジネスマッチングも可能です。海外での事業展開を考えている企業にとっては、海外との接点を見つける場としても活用いただけます。

まとめ

ジェグテックでビジネスマッチングを利用すれば、大企業に対してもアピールすることが可能になるだけでなく、海外の企業とマッチングすることもできます。

ジェグテックを利用して自社の強みをアピールし、今まで以上の売上アップを図っていきましょう。

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