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最終更新日時: 2021/04/12 10:37:14
法人番号:3210001012706
株式会社エツミ光学
真空蒸着の高い技術で様々な素材をコーティング
真空蒸着の技術を活用したサングラスレンズのミラーコートや液晶表示部へのARコート(反射防止膜)の製造加工を行っています。真空蒸着が可能な素材としては、金属、ガラス、プラスチックなど多岐に渡ります。サングラス、携帯電話の液晶、光学製品、車載用品、家電製品など用途に応じた試作にも対応します。
アピールポイント
- サングラス製造で培った真空蒸着技術を応用
-
真空蒸着とは
真空蒸着とは成膜技術の一つで、高真空中で蒸着材料を加熱し気化、昇華させ気体分子となった蒸着材料が、基板に衝突、付着することによって、蒸着薄膜が形成される技術で、スパッタよりも前に実用化されている成膜技術です。 簡単な例では沸騰して蒸発する水蒸気の上に板を持ってきた時に蒸発した水が付着します。原理は同じものです。対象物としては、ガラス、プラスチック、フィルム、金属等に成膜可能。 一般的な蒸着材料としては、金属ではアルミニウム、金、クロム、スズ等、金属酸化物ではSiO2、ZrO2、Al2O3、TlO2等で光学特性が必要な蒸着薄膜では、後者の金属酸化物が一般的に使用されます。
さまざまな素材にも蒸着
エツミ光学は、サングラスレンズのミラーコート及び反射防止コートから始まりました。その技術を使って様々な光学製品、光学材料への蒸着に取り組んでいます。 サングラスの加工をはじめ、携帯電話等のモバイル液晶部や電化製品の液晶表示部へのARコート(反射防止膜)、装飾として様々な色調の蒸着可能も行っています。
蒸着の種類とその効果
【ARコート(反射防止膜)】 ガラスやプラスチック表面に存在する反射光を減らし、透過光を増大させる機能を持ちます。一般的なガラス表面では、約4.2%の反射損失が存在しますが、AR処理をすることで、反射損失を0.2%程度まで低減することも可能です。 【ミラー】 ガラス、プラスチック、金属その他基材の表面の反射を増加させるための機能膜。 【透明導電膜(ITO)】 基本的に金属は電気を通しますが、光を通さないのが普通ですので透明な材料への成膜には適しません。ITOを成膜することにより光透過な特性を持った蒸着処理が可能です。 LCDなどのフラットパネルディスプレイ、太陽電池、タッチパネルなどの透明電極や、帯電防止膜、電磁波シールド材などに幅広く用いられています。 【防汚処理】 防汚処理を施すことにより、処理面に対しての指紋等の汚れが付着しにくくなり、拭き取りやすくなります。撥水性も向上しますので水も良くはじきます。 【マスキング蒸着】 蒸着加工前にマスキングを行い蒸着をすることで、部分的に蒸着処理をすることが可能です。スマートフォン等のカバーパネルの表示窓部やカメラレンズ窓部などにマスキングをすることで、光学特性等を必要とする部分以外を処理する事ができますので、機能性とデザイン性を満たした加飾表現が可能です。治工具によるマスキングとシール貼りによるマスキングがあります。