法人情報

【企業の強み】
特徴的な技術は、超精密金型加工技術、高精度熱プレス成形技術、超大型レンズ加工技術の3つです。ナノメートル単位の超精密な加工が可能な最新鋭の超精密加工機を駆使し、創業以来培ってきたノウハウを融合して金型を製作します。その精密な金型の形状を忠実にプラスチックに転写して高精度なシートレンズを作り上げる高精度熱プレス技術、ならびに、200インチの超大型スクリーンや70インチの熱プレス成形レンズといった超大型の製品を作り出す設備と技術を備えています。

【事業内容】
当社は、フレネルレンズをはじめとする特殊レンズを製造している「プラスチックレンズのパイオニア」です。金型から製品まで一貫生産、試作から量産まで対応します。フレネルレンズは、レンズの曲率だけを平面上に並べたレンズで、スペースと重量を節約でき、球面レンズではできない、口径より短い焦点距離のレンズを作ることができます。検査装置用照明やLED照明用、センサー用途などに使用され、最近では、半導体や電子機器の基板検査用途や、大規模なスタジアム照明用途などに当社のシートレンズが採用され、注目されています。

【業種】
プラスチックレンズ製造販売・金型製造

【代表者メッセージ】
光学用フィルムの製造用に製作しているロール金型の加工分解能は10nm、加工可能な最大ロール長は3500mmと超精密で大型の加工能力があります。当社は、各種プラスチックレンズの特性を熟知し、経験と実績に基づいたレンズ設計技術、自社開発の工作機械による精密微細加工による優れた精度の金型製作技術、高精度プレス成形による形状転写技術によって、様々なニーズに応えています。

【販路開拓・海外展開に向けた社内体制】
フレネルレンズやレンチキュラーレンズは200インチ級の生産も可能で、展示場など人が多く集まる場所を中心に利用されています。200インチ級の大型フレネルレンズや、1辺の長さ3.3メートルの巨大太陽光集光用フレネルレンズなどの納品実績があります。その他、専用眼鏡が不要な裸眼3D映像の開発も行っています。また、赤外線用のレンズとしてゲルマニウム製のフレネルレンズ開発に成功しています。フレネルレンズは薄型・軽量であるため車載・医療・航空機器など様々な用途への応用が期待されています。

【表彰・メディア掲載】
平成25年　板橋製品技術大賞　審査委員長賞（ゲルマニウム製フレネルレンズ)、平成26年　板橋製品技術大賞　奨励賞（楕円フレネルレンズ)

【証明・許認可】
エコアクション21

【知的財産】
プリズム、フレネルレンズ及びプロジェクタ（特開2006-047369）ほか多数。