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最終更新日時: 2023/02/10 13:25:47
法人番号:5430001022251
北海道電子機器株式会社
ハード・ソフト両方の技術を有する研究開発型企業
1977年の創立以来、計測・監視・制御などのシステムや装置開発を試作から量産まで行っており、研究や新製品、機能改善といった際のPoC向けデモ機やボード、治具などの開発も多いです。 そのため、ご依頼内容が固まっていない段階からのご相談や他社で一度断られたといったご相談も多く、ご依頼の難易度を問わず、複数の解決案をご提案し、お客様にとってベストとなる解決方法を対話の中から築く企業風土です。
アピールポイント
- 計測・観測・監視・診断システムの開発を得意としています
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弊社のデータロガーは南極での気象観測に利用されました
計測環境の厳しい南極での気象データ観測に、弊社が開発した低消費電力型データロガーが使用されました。 計測期間は1年間におよびましたが、その間、データロガーは南極の極寒に耐え続け、データを収録し続けました。 私たちが根ざす北海道の風土が極寒に耐えうる機器を生み出す源になりました。
ペットボトル検査装置(形状・印字検査)
「水を詰めたペットボトルの製造最終工程で、キャップの有無・キャップの浮き、ラベルの有無・ラベルの高さ、ペットボトルの形状(傾き)、封入された水の量(高さ)、日付印字の有無・日付の誤印字の不良品を検出する装置を作り、最終梱包する前に不良品をラインから取り除きたい」とのご相談をいただき、実現可能な方法・手段を検討しました。 機器選定の際にはお客様にもデモを見ていただき、構成品を選定し実験(社内・現場)を繰り返し、実運用できる装置を開発しました。
斜里町オシンコシンの滝 傾斜変位計測システム
【製作の経緯】 斜里町オシンコシンの滝には、観光用のお土産物店と駐車場があります。その上に旧国道を含む落石や土砂崩れがいつ起きるかわからない危険な斜面がある事から地盤の変化を観測したいとのご相談がありました。そこで、土砂崩れなどの地盤変化を定点観測する傾斜変位計測システムをご提供しました。 【システム概要】 本システムは、現地観測孔に取り付けた傾斜計(6点12成分)の信号を弊社製作データロガーで1時間毎に計測します。 データロガーで計測されたデータは、いったんデータロガー内のメモリに保存された後、データ収録監視装置(パソコン)の傾斜変位計測プログラムで取り込み、斜里町役場に設置のデータ受信処理装置(パソコン)に送信されます。 各パソコンでは、データロガーで計測されたデータを帳票・経時変化図で見ることができます。 帳票・経時変化図で傾斜変位の変動を監視し、防災情報の判断を行う材料とします。 【運用実績】 納品から運用収量までの間には、雷による電話回線の障害や通信用モデムの故障、山奥での土砂崩れによる送電線破損による長期間の停電、季節外れの大雨による観測室への浸水など予想を超える自然災害による影響を受けてきました。 データが取得できないことを知り現地に向かったところ、大雨による浸水のため、床に設置していた電源盤が水没し交換せざるを得ない状況になっていました。また、長期間電源供給を断たれたことから、無停電電源装置のバックアップ運転も停止しており観測が継続できない状況となっていました。 これを受けて、電源盤を再製作し設置場所を床から棚板の上へと移動しました。 また、万が一の長期停電が起きた場合でも傾斜変位計の観測は継続(約3ヶ月間)できるようにデータロガーに別系統でバッテリを接続しました。 電源が復旧した時には、データ収録監視装置からデータロガーに溜まったデータを自動で回収し、データ受信処理装置にデータ伝送することが可能となりました。
その他のアピール
【製品・技術の強み】 弊社はアナログ設計を得意分野とし、微小信号(μV)処理・高精度回路・広範囲な温度(-20℃〜+50℃)安定度の回路設計を多く手掛けています。また、ソフトウェア開発は、OS不要のファームウェアからリアルタイムOS上で動作するファームウェア、Windows/Linux上で動作するデスクトップアプリケーション、多くの装置や機器を制御する計測アプリケーション、ネットワークを利用したWebアプリケーションまで幅広く開発を行っております。 【代表者メッセージ】 弊社は、毎年多くの製品を開発し、出荷してきました。 製品の多くは、社会インフラの維持、管理をするためや、製品開発のための研究に使用されたり、一般の方が目にする事がほとんどないところで活躍しています。 目に触れる事はなくても、その製品は社会の安全や便利さを支える一端を担っている自負があります。 そのため、製品の開発のみならず、お客様の「こうあったらいいな」や「困った」を解決する事がなにより重要な事だと考えています。 そのためにお客様と共に考え、解決して行くパートナーとなれることを目指しています。 社員の一人一人が、社会に必要とされるサービスを提供することで、よりよい社会作りを担うことへの嬉しさを感じ、お客様からの「ありがとう」を喜びとして、更には新しい製品やサービスを生み出す「ものづくり」の楽しさを通して社会へ貢献できることを願っています。 【販路開拓・海外展開に向けた社内体制】 社内体制はお客様のご要望に応じ、共に開発する体制を柔軟に整備します。小ロット多品種な機器製造も実施します。 【メディア記載】 平成22年6月 日本経済新聞、北海道新聞、日刊工業新聞「形式的仕様記述を用いた高度信頼ソフトウェア開発プロセスの研究とツール開発」 【共同研究・開発実績】 「掘削装置」 筑波大学、株式会社ユニバンスとの共有特許 「現象波形定義ヘッダーの記録/再生方法」 株式会社共和電業との共有特許
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