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最終更新日時: 2021/04/02 08:35:19
法人番号:3013401002247

株式会社レスカ

微小な力の変化で実装部品のはんだぬれ性を評価

企業の研究開発部門や公的研究機関に対し、微小な力の変化を計測することで液体のぬれ性や材料表面の物性を評価する試験機を製造販売する。数百マイクロメートルの極小電子部品に生じる0.1ミリニュートン程度のぬれ力が0.01秒で変化するのを捉え、この微小な力の変化から、はんだ接合工程における接合不良発生を検知する。スマートフォン向けチップ部品のはんだ実装部評価ができる唯一の試験機で国内シェア80%。電機業界以外に、医療器具や体内材料と血液のぬれ性評価などへの応用も見込んでいる。

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アピールポイント

ミクロン以下の薄膜の密着強度を評価出来る唯一の試験機です
マイクロスクラッチ試験機
● 液晶テレビに使用される透明電極膜(ITO)や、レンズ表面の光学膜、ブルーレイ等記憶メディアの表面コート膜、半導体前工程における各種電極膜等の『密着強度』評価に使用されます。
● 一般にPVDやCVD等による成膜後の膜に望まれる機能評価時には、その膜自体が剥がれてしまっては意味がありません。特に成膜前の基材洗浄及び成膜中のエネルギーレベルにより、基材と膜の結合手の数は大きく影響を受けます。本機による『密着強度』の評価は、内部応力やエッジングによる剥がれやすさが定量化出来ますので、成膜条件の選定等に役立ちます。
測定原理
ダイヤモンド圧子部(Stylus)を膜の表面に押付け、Y軸方向に圧力を増加させながらスクラッチします。この時センサ部全体をX軸方向に励振(45Hz)させ、圧子部がうける摩擦力によるセンサ部と圧子部の相対的な位置変化を微小電気信号として検出、数10Å~数μmの膜厚における測定が出来ます。
測定事例
『アクリル基材上の反射防止膜(HD有)』測定を行った結果を示します(図を参照)。
荷重77.6mN時に膜の破壊に伴う、摩擦力信号に変化が生じています。破壊痕の観察により基材露出が確認され、界面による破壊(はく離)であることが確認されました。
マッチングに向けて
企業の強み
小さくとも確実に需要のある市場で、他社がまねできない独特な試験機を提供し、その業界でのデフェクトスタンダード機をラインナップ化しております。
販路開拓・海外展開に向けた社内体制
海外への販売に際しては、メンテナンス体制を構築してから販売展開を実施する体制としている。中国・韓国・東南アジアにおいて、弊社試験機のメンテナンスが行える技術者を保有する代理店と契約し、その代理店経由での現地販売を展開する。
代表者メッセージ
ニッチな市場を開拓し、顧客満足度を一義に顧客と共に歩むことで、その業界でなくてはならない製品と位置付けられていきます。

その他のアピール

【事業内容】
企業の研究開発部隊及び公的研究機関に対し、微小な力の変化を計測する事で液体のぬれ性や材料表面の物性を評価する試験機を製造販売しております。

【業種】
試験機製造業

【製品・技術の強み】
●数百μm形状の極小電子部品に生じる0.1mN程のぬれ力が、0.01secで変化するのを捉えます。この微小な力の変化から、はんだ接合工程における接合不良発生を検知いたします。
●微小部材に働く物理強度評価機を製造しています。
・『ソルダーチェッカ』0402部品のはんだぬれ性を評価する
・『ボンディングテスタ』10μmの金線ボンディングを評価する

【シェア・ランク】
世界一の精度を有しており、スマートフォン向け極小電子部品評価が出来る唯一の試験機。国内シェア80%

【表彰・メディア掲載】
【表彰実績】
2013年 東京都信用金庫協会主催 優秀企業表彰式にて日本経済産業新聞社賞受賞

【メディア記載】
2015年6月号のMechanical surface tech紙に新製品開発記事を掲載

【証明・許認可】
ISO 9001

【共同研究・開発実績】
上智大学(生体材料関連共同研究)・大阪大学(学会関連製品開発)・金沢工業大学(ISO規格化委員会参加)

【知的財産】
数製品に対し特許を取得

【主要取引先:実績(国内)】
試験機(製品)販売先:トヨタ自動車・キヤノン・パナソニック・村田製作所・日亜化学工業・産業技術総合研究所・東京大学・大阪大学

【主要取引先:実績(海外)】
Samsung・APRO・SDI・SGS・シーメンス・厦門理工大学・常熟理工大学

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一般社団法人首都圏産業活性化協会
中小機構 関東本部
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