法人情報

【企業の強み】
① CFRPや難燃性Mg材料のプレス成形加工技術は経済産業省の支援を受けてプレス成形加工方法と金型仕様を確立し試作開発に成功。実証・評価設備は大型3次元測定器、超音波探傷装置等を有する。
② 放射線医学診断装置は群馬大学医学部と共同で開発を行い商品化に成功。特徴はCFRPの放射線透過特性の最適化を図った仕様のベッドと独自技術による制御装置を有する。特許2件を出願中である。
③自動車用プレス部品は、1.2GPa超ハイテン材部品を高精度なプレス金型（冷間）とサーボプレス機で生産化。

【事業内容】
・自動車用板金加工事業；金属プレス部品（金属プレス部品・溶接・組み立て）並びに　高度な金属プレス加工用金型(大型 切削マシンニング加工）の開発設計及び製造
・自動車関連用品事業；アフターマーケット用SYMS部品の開発設計・製造（空力部品，排気系部品他）販売  
・開発研究事業；風洞試験装置による空力特性の試験研究、エンジンの動力性能に関する試験研究、試験車両及びWRC車の製作事業
・CFRP、及び難燃性マグネシウム軽量化材料のプレス成形部品の開発事業(医工連携試験研究装置の開発事業含む）


【業種】
金属プレス部品及びCFRP部品製造業

【製品・技術の強み】
国内事業では自動車部品の軽量化を目的としてCFRPや難燃性マグネシウムのプレス成形部品の事業化を積極的に展開する所存です。また同時に航空機分野では経済産業省の支援を受けて航空機部品メーカーと接触し新規参入の可能性を調査中であります。医療産業分野では軽量化材料の特性を生かした製品の開発に取り組み、医療・福祉産業分野に積極的に進出を図りたいと考えています。海外事業では超ハイテン材料のプレス成形部品の生産化に伴い高度な冷間プレス金型製作をタイランド工場に展開し金型事業の確立を図る計画であります。

【代表者メッセージ】
CFRPや難燃性マグネシウム材料部品の市場環境は大変厳しい状況にありますが、21世紀の自動車や医療・介護分野においては材料の特性を生かした商品開発の役割は大きいと考えています。特に商品開発に関しては技術的優位性を生かした特徴のある商品を市場展開したいと考えていますが、同時に高効率な生産性向上を追求した生産システムの構築が必要です。海外拠点を有効に活用する事を含めて今後の対応を図る所存です。また販路開拓に於いては積極的にJ-GoodTech機関を活用し期待される商品を提案したいと考えています。

【販路開拓・海外展開に向けた社内体制】
自動車分野や航空宇宙分野・医療産業分野においてCFRPや難燃性マグネシウム材料による軽量化部品の展開を各種展示会に積極的に参加すると同時にホームページ（SYMS（シムス）ブランド）の展開やJ-GoodTech機関に掲載申請を行い販路開拓を実施する計画であります。また公的機関の支援や塑性学会や放射線学会等に研究成果を発表し当社の軽量化材料の高度なプレス技術と生産性についてPRし販路の開拓を図ります。社内的には社長及び経営企画室を含め販路拡大に関して横断的プロジェクト体制を実施しています。

【表彰・メディア掲載】
【表彰実績】
社団法人機械学会奨励賞（平成21年3月）、群馬県技術大賞（平成23年2月群馬県知事）、1社1技術認定証及び「もの作り優良企業表彰」（群馬県知事平成23年3月）
群馬県次世代産業振興戦略会議・第1回矢島工業他産産連携川下・川上マッチング事業（平成26年10月上毛新聞掲載）

【証明・許認可】
ISO　9001、14000、TS　9000取得、サポイン認定、公的機関の競争入札資格

【知的財産】
特許登録1件（CFRPプレス成形法）、特許出願公開2件（CFRP放射線医学診断装置）

【主要取引先:実績（国内）】
富士重工業株式会社（Tier1会社、全スバル車構造部品生産受託）、本田技研工業株式会社（Tier2会社、ホンダ車の一部構造部品生産受託）、日発株式会社（自動車のシート部品の生産受託）、トヨタ自動車株式会社（風洞試験装置の使用等）、日野自動車株式会社（一部構造部品の受託生産）等

【主要取引先:実績（海外）】
自動車部品購入や設備導入の実績あり