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最終更新日時: 2022/07/12 16:10:19
法人番号:3010401036936
株式会社テクノス
目視に替わる自動外観検査システムで産業界に貢献
工場の生産ライン上に流れる製品を人間の目の替わりに画像処理し、良否の判別をする自動外観検査装置の専業メーカー。独自開発の「フルハイビジョンの4000倍精度の電子カメラ」と「ニューラル演算」を行うスーパーコンピュータによって、目視を遥かに超えた性能を実現した。世界14か国で特許を取得。自動車、鉄鋼、フィルム、半導体、液晶など32業界のトップメーカーとの取引多数。海外大手企業との取引実績あり。
アピールポイント
- ニューロ視覚センサースーパー5000K
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概要
近年話題になっているトレーサビリティに、高精度画像を使用して行う新システムです。 この新システムは、製造の出荷時などにカメラで撮像した全ての製品画像を、大容量のHDDにコンパクト保存することができます。また、データ確認用ソフトと連携をして瞬時に高精度画像を確認することができます。 例えば、 ・車の外観を画像保存してのトレーサビリティ ・定期検査での道路の路面状態を画像保存してのトレーサビリティ ・高級食材やお菓子の包装前の状態を画像保存してのトレーサビリティ ・美術品などの状態を画像保存してのトレーサビリティ この中でも、車の外観であれば2400mm幅×5000mm長さの画像を標準で約3万7千枚保存することができます。さらに、その画像の中から0.1mmの異物を確認することが可能です。 また、お客様からクレームが発生したとしても、撮像した段階で異状が発生したかの確認、発生していた場合、異状の発生原因を追究し対策を講じることでお客様との信頼関係を深めることもできます。 その他には、研究時の様々な製品の画像を保存可能です。 例えば、 ・ムラの画像(色ムラ、スジムラ、コーティングムラ、塗布ムラ、etc) ・顕微鏡で見ていた画像を高範囲に一括で画像保存(1μの異物を24mmの視野で画像を保存可能)
画素ばらつきの影響を皆無にし、超高精度検査を実現
テクノスは特許技術「トライアングル・プロセス」と「時空センシング」を組み合わせることにより、「時空トライアングル・プロセス」を新たに開発し、テクノス スーパー5000Kに搭載しました。 「トライアングル・プロセス」は人間の目の機能を電子回路化した処理で、微細欠陥から低コントラストのムラまで高精度な検査を実現するテクノスの特許技術です。 「時空センシング」は微妙な欠陥の検出に有害なセンサの画素間のばらつきを時間軸と空間軸を変換することによってカットするテクノスの特許技術です。この方式を用いると従来のCCD方式の検出限界であったセンサのばらつき3%を実用精度で0.4%以下にすることができます。 従来の方式では、非常に小さな欠陥を検出する場合、センサの画素ばらつきに欠陥が埋もれて検出が困難な場合がありました。 「時空トライアングル・プロセス」は、画像データの時間軸と空間軸を変換して「トライアングル・プロセス」をかけることにより、画素ばらつきの影響を皆無にし、超高精度な微細欠陥検査を実現しました。
目視の116.5倍の検出精度に加え、ヒビなどの線欠陥・スジムラを強力に検出
トレモア(微震)とは、人間の目の固視微動の一種で、眼球が毎秒80回程度、10μm縦に震動することをいいます。視力1.0の人が固視微動を止めてしまうと、視力0.1になるとも言われています。この動作によって、動かなければ検知できない狭間にある欠陥をも捉えることができると考えられます。このため、人間は高精度で対象物を見ることが出来るのです。 テクノスではこの“微震(トレモア)”と呼ばれる固視微動の働きを電子回路に置き換え、検査対象物が微振動しているかのように処理することで精度を上げ、目視の116.5倍の検知能力を達成しました。 さらに、スーパー5000Kでは、このトレモア・プロセスを拡張することにより、ヒビなどの線欠陥・スジムラ等の欠陥を強力に検出することを可能にしました。
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主な特長
〇対象物にとらわれない汎用性 テクノス スーパー5000Kは人間の目を超える能力を持つため、目視代替に最適です。鉄鋼や自動車などの大きなものから、半導体のウエハなどのサブミクロンオーダーの検査まで、枚葉物から長尺物、円筒形状、 円盤、 立体形状まで、対象物の大きさや形にとらわれず検査することが可能です。 〇カメラ1台で1,200mmの視野幅を一括検査(50μm検出時) テクノス スーパー5000Kの驚異的な分解能(115,850原理精度)により、実用で50μmの検出に、たった1台のカメラで1,200mmの検査エリアを余裕でカバーします。これはCCDラインセンサーカメラ(4,000画素相当)24台分の性能に匹敵します。さらに1,200mmを超える広幅の検査は勿論のこと、視野幅を狭めることにより、0.09μmの欠陥をも検出できます。 〇微妙な色ムラ、塗布ムラの検出が可能 テクノスの世界特許技術により低コントラストの欠陥を目視14倍以上の精度で確実に検出します。 〇特徴の異なる欠陥を同時並列検査 人間の目はターゲットとする欠陥の特徴にあわせて見方を変えるため、微細欠陥とムラなどのように特徴の違うものを同時に見ることができません。 テクノス スーパー5000Kは、画像処理プロセッサを最大4つまで搭載することができ、プロセッサごとに異なった検出処理を行うことができるため、特徴の異なる欠陥を同時並列に検出する事ができます。(特許方式) 〇圧倒的な被写界深度 CCDラインセンサーカメラの約6,000倍(50ミクロン検出時)を超える被写界深度により、立体形状物の検査が可能。生産ラインの振動や検査物のバタツキの影響を受けることがありません。 〇微妙な角度設定が容易 検査対象によっては、特定の角度から見たときにだけ欠陥が見えるという場合があります。従来の複数のカメラを用いるシステムでは、角度を調整するには全てのカメラの角度を変える必要があり、微妙な調整が難しいものでした。 テクノスのシステムはカメラ1台で検査が可能なため、微妙な角度調整も容易です。 〇低照度でも確実検出 ディスプレイ関連をはじめ、低照度が必要とされる自動検査に対し、従来の200倍を超える感度を持つテクノス スーパー5000Kは、どのような環境下においても確実な欠陥検査が可能です。 〇既存の生産・検査ラインに簡単インストール テクノスのオンラインシステムは、ユニットシステムデザインによって既存のプラントラインに容易に設置ができ、プラントの改造・手直しが不要で即時に検査が可能です。また特別に検査スペース を占有することもありません。 ご発注からライン立ち上げまで48時間の「テクノス・エクスプレス」プログラムも用意しております。
動画
4Kカメラ28台分の検出能力に匹敵するテクノスニューロ視覚センサー
更新日:2018/02/10
人間の目の機能を電子回路化することで超高精度検査を可能にする外観検査システムメーカー。視野幅実用精度は1/28000。微細欠陥であれば目視の144倍、色むら欠陥であれば目視の100倍超の精度を持つ。世界14カ国で特許を取得しており人間の感覚と同じように検査を行うことができる唯一の検査システムである。
超高精度・小型外観検査システム「ニューロレコーダ」
更新日:2018/02/07
新価値創造展2017出展者プレゼンテーション
その他のアピール
【企業の強み】 従来、製品の外観検査やパターン検査は、人間の目の精度の約1/9(面積比)の性能しか持たない「CCDラインカメラ方式」や「レーザ方式」のシステムによって、アプリケーション毎に開発を行ない、検査システムが作られてきましたが、当社では、目視を遥かに超えた性能を、独自開発の「フルハイビジョンの4000倍精度の電子カメラ」と、「ニューラル演算」を行うスーパーコンピュータ(独自開発)により実現し、人間の目で見える外観検査、周期を持つパターン検査を汎用システムで置き換えることを実現しました。 【事業内容】 当社は自動外観検査システム専業メーカです。このシステムは、製造業において生産ライン上に流れる製品を人間の目の替わりに画像処理し、良否の判別をする装置で、欠陥を自動検出するシステムや、さらに欠陥のできる原因を追求する情報の提示を行うことのできるシステムまでを製品化しております。 【製品・技術の強み】 画像処理には、1外観検査2パターン検査3文字読みの3つの分野があり、当社は12のうち、対象となるパターンが同一トレンドを持つものの検査を得意としております。【ワンパス・センシング技術(特許)】人間が凹凸と色差を見分けるには、それぞれ異なった方向から見る必要がありますが、最新方式では1度ラインを流すだけで、凹凸と色差を検知できます。しかも画像処理の大きな問題点である全反射(てかり)の回避機能を有しております。複雑な形状の車両や、あらゆる商品の出荷前の自動外観検査をより確実に判断できます。 【代表者メッセージ】 当社の自動外観検査システムは世界14か国で特許を取得しております。自動車、鉄鋼、フィルム、半導体、液晶など32業界のトップメーカーにご採用いただいており、製造業トップ50社の70%以上、東京証券取引所1部上場企業240社以上へ納入させていただいております。今後も、小型化、持ち運び、堅牢、暗視などをキーワードとして、一層の技術革新とイノベーションを図って参りたいと考えております。 【販路開拓・海外展開に向けた社内体制】 弊社のユーザは鉄鋼・自動車・フイルム・半導体など33業界の業界トップ企業をはじめ、東証1部企業240社に上る。 【シェア・ランク】 従来のCCDカメラ方式(4Kの場合)で目視の1/9、テクノスは目視の144倍精度なので、CCDカメラの1000倍精度を誇ります。 【表彰・メディア掲載】 【表彰実績】 平成25年「発明協会東京優秀賞」受賞。平成22年 「発明大賞 東京都知事賞」受賞。平成18年 「文部科学大臣発明奨励賞」「東京都ベンチャー技術大賞」受賞。ほか10賞受賞。 【証明・許認可】 平成21年 東京都「東京トライアル発注認定制度」認定 【共同研究・開発実績】 目の細胞や動きの電子回路化に関しては富山大学の八木教授による個人的なつながりの影響が大きい。画像処理に関しては東大生研の髙木教授の影響も受けている。 【主要取引先:実績(国内)】 輸送(トヨタ、日産、ホンダ、三菱重工、IHI他)、精密(富士ゼロックス、キャノン、リコー他)、鉄鋼(新日鐵、JFE他)、非鉄金属、電気機器、機械、化学・石油、薬業、官公庁、ゴム・窯業、繊維・紙、商業、電力、食品、諸工業等、東証1部上場企業中心に240社超。 【主要取引先:実績(海外)】 テナリス(シームレス鋼管)、アップルコンピュータ(パソコン外観検査)、エシロール(レンズ検査)サムソン・ケミカル【高機能フイルム検査)、IBM(液晶パネル)
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