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最終更新日時: 2022/09/02 14:05:22
法人番号:3020001032987

株式会社FPEC

危険物を取り扱うプラント防災に特化した、日本で唯一の防災エンジニアリングサービス会社です。

プラント防災システムの基本設計に豊富な経験と知見を有し、工学的なアプローチによる実際的で実効性のあるサービスを提供しています。危険物の漏洩・拡散、爆発・火災などのシミュレーションソフトを数多く開発し、これらツールを使って多くのお客様にソリューションを提供しています。近年は、電機、化学、建設、研究所、文化財など多方面のお悩みにお応えし業容拡大中。

お問い合わせ
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アピールポイント

プラント防災システム設計
サービス概要
客先の仕様や国内外の適用法規・基準などを踏まえ、エンジニアリングの見地からプラント全体の災害リスク分析を行った上で、防消火設備の設計基準となる仕様書を作成し、手戻り作業を抑え、基本設計以降のスムーズなプロジェクト進行を支援しています。
防消火設備のシステム設計だけではなく、設備/建屋間距離・耐火構造・耐火時間・防爆構造・空調設備や排煙設備と感知器との連携など、配置計画や防火区画を踏まえたプラント全体の包括的な保安・安全設備の設計も行います。
さらに、防消火メーカーからの見積に対する技術評価や、メーカー発注後の承認図書チェック、技術的なレビュー・サポート、エンドユーザーからのコメント対応等も行っています。
特殊防災機器の輸入販売
サービス概要
長年の防災システム設計業務を通じて海外メーカーとの交流も深く、国内にない有用な防災機器を輸入販売しています。英国のANGUS社とは独占販売権を結び、大口径・高圧特殊ホースをはじめ多数の機器を国内販売しています。
大口径・高圧特殊ホースの特徴
ホースの口径は1から12インチまで。
使用圧力は、最高2MPa(油用)、4MPa(水用)。
大規模地震時の配管に替わる緊急輸送手段として最適。
飲料水の送水にも適しています。
フレキシブルホースで加圧時に直径が膨らみ、圧力損失を最小限に抑えます。
非加圧時には平たくなりますので、収納スペースを必要としません。
切り傷や擦り傷、腐食や剥離に強く、様々な状況下で優れた耐性を持っています。
プラントリスク評価分析
サービス概要
プラント防災分野における深い知識と豊富な経験を生かし、火災、爆発、ガス拡散およびそれらの対策のためのプラント防災シミュレーションソフトウェアを自社開発し、発災時の影響度評価と警防計画など対策案の検討を行います。
シミュレーションソフトウェアのラインナップは以下の通りです。
これらシミュレーションは、弊社の防災システム設計業務およびコンサルティング業務において、プラント設計時の安全対策の根拠データ、発災時の影響度評価、警防計画などの対策案の立案に活用し、合理的かつ説得性のあるソリューションをお届けしています。
・漏洩・液の広がり・蒸発シミュレーション
・ガス拡散シミュレーション
・爆発シミュレーション(BLEVE・ファイアーボール・VCE)
・輻射熱計算シミュレーション(タンク火災・漏洩火災)
・ボイルオーバーシミュレーション
・原油蒸発拡散シミュレーション
・タンク火災消火シミュレーション
・水/泡放射シミュレーション
・防消火資機材配置シミュレーション
最新の技術情報と一貫した災害シミュレーション
いずれのシミュレーションソフトウェアも、国内外の最新の技術情報(石油コンビナートの防災アセスメント指針、アメリカのNFPA、API、NIST、イギリスのEIなど)を調査し、プラント防災分野における深い知識と豊富な経験を基に、独自に構築しています。また、災害は、火災が突然で発生するのではなく、まずは危険物の漏洩から始まりそれが蒸発・拡散し、着火して爆発し、火災に至るなどの一連の流れがあります。弊社のシミュレーションはこの一連の流れに沿う形で分析できるように開発し、一貫した災害シミュレーションが実現可能であるところが最大の特徴点です。
シミュレーション結果を三次元で確認できるFMビューワーの無償提供開始
これまでシミュレーション結果は、代表的な視点での結果図を紙媒体で提供していましたが、画面上で様々角度や視点から三次元で確認して頂けるように、FMビューワーをご用意し、無償提供を開始いたしました(弊社HPからダウンロードが可能です)。
別途お渡しするシミュレーション結果ファイルをFMビューワーを通して確認いただければ、例えば、水放射シミュレーションでは、散水対象物への水のかかり具合、放水が障害物を回避している状況などをあらゆる方角からズームイン/アウトしながら三次元で確認できます。
また、以下に挙げる条件を変更することで、お客さまご自身でシミュレーションすることが可能です。風向や風速を変えれば、輻射熱強度や放水軌跡がどのような影響を受けるかを画面上で即座に確認することができます。実際の火災や泡放水などは簡単に実施できませんが、FMビューワーを用いることで様々な状況をシミュレートすることができます。
<変更可能なシミュレーション条件(主なもの)>
・気象条件(風向・風速)
・泡および水放射ノズル方向
・水放射ノズルのスプレー角度
・輻射熱受熱面高さ
・マップ表示輻射強度
・タンク火災消火方法など
危険区域の精緻なリスク評価(最新IEC規格による防爆エリアの設定)
サービス概要
IEC規格(International Electrotechnical Commission)Part10-1 「Classification of areas-Explosive gas atmospheres」が2015年9月にドラスティックに変更されIEC 60079-10-1 Edition 2.0(以降IEC Ed2.0と呼ぶ)が発行されました。
IoT機器を活用してプラント内のビッグデータを収集・分析・活用し、設備の予期せぬ故障やヒューマンエラーを防ぐ取組を進める必要があり、プラント内でのドローン飛行やセンサーやタブレット等の電子機器の安全な使用の拡大のニーズ、DX化推進に対応するため、経済産業省はIEC Ed2.0を基に2019年4月付で「プラント内における危険区域の精緻な設定方法に関するガイドライン」(以下、「防爆ガイドライン」という)を作成しました。
これを受けて消防庁より同年同月、消防危第84号「危険物施設における可燃性蒸気の滞在するおそれのある場所に関する運用について」が各都道府県消防に通達されました。
弊社では、危険物施設における電子機器の使用拡大、DX化推進のため、防爆ガイドラインおよびIEC Ed2.0に基づく、危険区域の精緻なリスク評価を実施致します。
IEC 60079-10-1の最新バージョンとして、2020年にEdition 3.0(以降IEC Ed3.0と呼ぶ)が発行され、液の蒸発量計算式などが変更されています。国内では、IEC 60079-10-1の2002年版および2015年版(IEC Ed2.0)に基づく規制となっていますが、弊社ではIEC Ed3.0に基づく評価のご要望にも対応しております。
高い専門性が要求されるリスク評価
リスク評価は防爆ガイドラインに従うことになりますが、評価に必要な物性値、漏洩量、蒸発量などを設定するにあたり、化学工学、熱力学、流体力学などの工学的な検討を加味する必要があり、高い専門性が求められます。また、IEC Ed2.0を参照しなければならない項目が多数あります。
そのため、一ケースを評価するだけでも相当な時間を要することが想定されます。施設全体を網羅的に評価するために数百ケースの実施となると、非常に手間と労力のかかる作業となります。
当社では、専門性が要求されるリスク評価を適確に行い、かつ、効率的に実施できる体制の整備にいち早く着手し、すでにその体制を構築済みです。お客さまのニーズにタイムリーにお応えできるよう、危険区域の精緻な設定を強力にご支援させていただきます。
技術的な根拠に基づく分かりやすい評価結果のご提示
IEC Ed2.0に求められているように、リスク評価にあたって使用したデータの根拠を示すことが重要であると考えています。リスク評価結果については、使用データをその根拠とともにケースごとに一覧表にまとめるとともに、危険区域を分かりやすくイメージできるよう、図面上に空間的な危険範囲を明示してご提示いたします。また、排気と吸気を繰り返すタンクベントなどのように、時間帯により危険区域となるものについては、その時間帯についてもご提示可能です。これらの資料は行政当局への提出資料として活用していただくことが可能です。

カタログ・パンフレット・提案資料

FPEC会社紹介20220804.pdf

その他のアピール

【知的財産(特許・実用新案等)の出願・取得】
燃料タンクの火災・消火状況シミュレーションシステム(特許番号:第4382698号)
燃料自動補給システム(特許番号:第6035382号)

【表彰実績・メディア掲載実績】
技術情報協会発行「プラントのDX化による生産性の向上、保全の高度化」(2022年4月発行)「プロセスプラントの防災シミュレーション」執筆
日本工業出版発行「計測技術」2021年6月号「プラント防災シミュレーション」執筆
英国JOIFF「The CATALYST January 2015」「Prediction of Hot Zone Temperature and its extension Rate up to Boilover」掲載
日刊工業新聞、神奈川新聞、TVKなどに掲載・出演あり

【大手企業との取引実績・開発実績】
プラントエンジニアリング会社、石油精製・石油化学会社、化学メーカー、防災機器メーカーをはじめ、数多くの国内大手企業様とお取引実績があります。
詳しくは弊社HPの納入実績をご確認ください。
https://fpec1.co.jp/experience.html

【海外企業との取引実績・開発実績】
英国のAngus社、イタリアのSANCO社などの防災機器メーカーを通じた大口径・特殊高圧ホースなどの防災機器の輸入販売を行っています。

【代表者メッセージ(今後の販路開拓に向けた取り組み、ジェグテックの活用意向等)】
弊社はプラント防災分野における日本で唯一の会社、いわば、オンリーワン企業です。漏洩蒸発、放水、ボイルオーバーなどのシミュレーション技術は弊社独自の世界でも類を見ない技術と自負しております。創業以来、国内でも名立たる企業様から数多くのお仕事を頂き、技術に裏打ちされたソリューションを提供しています。
昨今、国内ではプラント設備の老朽化、世代交代に伴う技術伝承、少子高齢化による人材確保などの問題、IoT、AIなどのデジタル技術活用推進など、新旧の課題が山積し、お客様の安全を取り巻く環境が目まぐるしく変化しています。
弊社では、これまで培ってきた技術と経験を基に、これまで以上に強力に支援を継続していきたいと考えています。また、海外でも弊社の技術により、同種の課題解決にお役に立てると考えています。ジェグテックのネットワークを活用させていただき、国内問わず事業を拡大していきたいと考えています。

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