法人情報

アピールポイント

バリを溶かすSEP処理

SEP処理とは

製品を特殊な液に浸漬し、化学的に金属を溶解させ微細なバリの除去、研磨、洗浄を同時に行える技術です。 
※SUPER ETCHING POLISH （スーパーエッチングポリッシュ）の略称です。

様々なお困り事に対応可能

・人による作業の為、バリの取り忘れが生じる
・バレル研磨で「石詰り」「研磨残り」「コーナー部のだれ」で困っている
・精密部品でバリの検査を多くの人を掛けて、全数を拡大鏡で選別している
・コンタミ、ダストに困っている
・プレスのせん断部のバリが安全面で問題となっている
・形状が複雑だったり薄物で曲がり変形がでる
・クロス穴のバリ取りで悩んでいる
深穴加工、パイプ材の内径面の粗さの仕上げが困難

機械加工・研磨・溶射

機械加工

マシニング加工、ＮＣ複合旋盤加工、ＮＣ旋盤加工、フライス加工、汎用旋盤等の設備を保有し、丸物から角物まで幅広く対応可能です。
また、必要に応じて量産ラインもあり、試作から単発加工、量産まで幅広く柔軟に対応が可能です。

研磨

平面研磨、円筒研磨、内径研磨、仕上げ研磨と各種研削設備を保有しています。
溶射後の研削、鏡面仕上げなどに対応可能です。

HVOF溶射

HVOF溶射は、フレーム速度、粒子飛行速度が速いため、密着力が大きく（800kgf/cm2以上）気孔率の低い（1～2％）、緻密で硬い皮膜を形成することができます。
また、フレーム温度が中温（約2,700℃）であるため、WC等、従来では使用できなかった材質の溶射が可能です。
HVOF溶射は硬質クロムメッキと比較し、硬度が高く、耐摩耗性が高いため、摺動部、摩耗損傷部等、耐摩耗性を必要とする部分に使用されています。
航空機の業界では、従来の六価クロムを使用した硬質クロムメッキから、環境にも優しく、耐久性にも優れたHVOF溶射に切り替わってきています。
その耐久性は、硬質クロムメッキの３～４倍で、メンテナンスの削減が可能です。

アルマイト・マグネシウムの化成処理、陽極酸化

アルマイト

■着色アルマイト
赤、青、黒など色を変えることはもちろん、艶消し、
梨地、光沢出しなどの表面状態を変えることも可能。

■超潤滑アルマイト
摺動部や搬送部の摩耗対策。潤滑不足。潤滑油が使えない箇所に

■超硬質・クラックレスアルマイト 
硬質アルマイトより硬くクラックの少ない皮膜を生成。（Ｈv５５０以上）
特徴：高硬度、面粗度が良い、クラックが少ない
期待効果：摺動性・耐摩耗性向上、摺動相手部品へのダメージ低減、 摩耗粉（コンタミ）低減、耐食性向上

■アルマイト電線　
アルミニウム線にアルマイト処理をし、表面を電気絶縁させた電線です。
処理実績：丸（Φ0.5～Φ3.0）　角（3×4）　連続200ｍ以上

SAC処理（特殊防汚皮膜コーティング）

汚れにくく、洗いやすい特殊防汚皮膜

◎耐薬品　薬品類の影響を受けにくい皮膜です。
◎耐塩害　海水でも影響を受けにくい皮膜です。
◎撥水　撥水性、撥油性があり、汚れにくくなります。また、汚れても水洗いだけで簡単に綺麗になります。
◎耐熱、耐寒　耐熱1000℃(不燃性)　機能維持　－15℃～300℃
◎離型性　金型に使用すると製品の離型性が向上します。
◎耐候性　JIS規格：促進耐候性試験15年相当　対象物の状態と美観を長期継続します。

マグネシウムの陽極酸化・化成処理

マグネシウム合金とは
軽量（比重アルミニウムの2/3）で比強度・比剛性・放熱性・電磁波シールド性・振動吸収性に優れています。

≪用途例≫
塗装下地としてカメラ・パソコンなどの外装筐体に
塗装なしで自動車メーターケース、グリップフレームなどの内部部品に

【ノンクロム化成処理】
・標準膜（耐食重視）　
塩水噴霧試験24時間⇒変色・腐食面積5%以下

・低電気抵抗膜
表面電気抵抗値　0.8Ω/cm以下
塩水噴霧試験8時間⇒変色・腐食なし

【ノンクロム陽極酸化処理】
・高耐食、硬質幕
化成処理よりも耐食性に優れる
皮膜が硬質で傷つき難い
素材の湯流れ模様が目立ち難い

・絶縁幕
塩水噴霧試験300時間⇒変色、腐食面積0.1%以下（JIS　RN9.0%以上）

動画

化学的にバリを取る独自技術
更新日：2018/03/31

「各種金属加工、表面処理などを手がける新中央工業は、ニッチながら複数の分野でシェア1位を獲得しているだけでなく、物理的には取るのが非常に難しいバリを化学的に溶かしながら取るオンリーワン技術である「SEP処理」も保有。また超潤滑アルマイト・アルマイト電線やHVOF溶射なども得意とし、多彩なニーズにお応えできる技術・技能と総合力を備えております」
（代表取締役／中西顕郎）

HVOF溶射/アルマイト処理/SEP処理
更新日：2018/02/10

金属加工から表面処理・仕上まで、多彩な技術とネットワーク、チャレンジ精神と軽快なフットワークで、開発・研究の便利屋としても活用頂きつつ実力を高め、業容・体質の転換・強化を進めています。単発の試作から本格量産(単独工程・複合工程・ユニット組立)まで、フレキシブルに対応しますので何でもご相談下さい。

HVOF溶射　アルマイト処理　SEP処理
更新日：2018/02/07

新価値創造展2017出展者プレゼンテーション動画

その他のアピール

【企業の強み】
・自動車業界での安定的ビジネス、航空機業界での新進ビジネスと、それらを担保する品質保証体制（ISO9001・JISQ9100・NADCAP Coatings）
・特定の加工領域での複数の国内シェアNo.1部品と、SEP処理というオンリーワンプロセスを有する安定的経営基盤
・多彩な加工処理技術とネットワークで、幅広いニーズに対応、素材加工から表面処理、仕上までの一貫生産に対応
・多種少量を厭わず、試作から量産まで、フレキシブルに対応する、チャレンジ精神と軽快なフットワーク

【事業内容】
・金属加工：スプリング加工、精密機械加工、研磨加工、プレス加工
・表面処理：アルマイト加工、微細バリ除去（SEP処理）、HVOF溶射、超仕上という幅広い守備範囲を有し、自動車業界、航空機業界をはじめ、交通・輸送、環境エネルギー、等々産業界全般に寄与しています。

【業種】
金属製品製造業

【製品・技術の強み】
・微細バリ除去（SEP処理:Super Etching Polish）では、金属別に、温度・時間によるミクロン単位での処理ノウハウの蓄積を有し、ホームページ上のソリューションサイト「バリ取り.Com」経由等、全国から寄せられる困りごとに迅速に対応、感謝されております。
・HVOF溶射では、航空機業界の求める技術力・品質保証能力を備える数少ない企業であり、溶射・研磨・超仕上（スーパーフィニッシュ）まで社内で完結できる体制で航空機分野等の需要に着実に対応しているが、現在、更なるアプリケーション拡大を目指して、研究開発を継続中です。

【代表者メッセージ】
当社の有する広い守備範囲を認識されて、数々の大手企業・大学等から開発・研究における便利屋として活用頂く中で、当社自身も実力を高め、新たなビジネスチャンスを発掘しています。金属の素材加工から表面処理・仕上まで、単発の試作から多種少量を含む量産まで、何でもお気軽にご相談下さい。

【販路開拓・海外展開に向けた社内体制】
営業部に、新規取引先対応担当（異なる専門分野を有する人員3名と、英語に堪能な人員1名）を配し、金属の素材加工から表面処理・仕上に至る当社の有する広い守備範囲における様々な引合に、迅速に対応します。

【シェア・ランク】
事業の各領域で、持てる技術力を活用・展開し、No.1・オンリーワン・中堅等、しかるべき位置を確保しています。

【表彰・メディア掲載】
【表彰実績】
H26年度 東広島発！ものづくり逸品認定：「招福印鑑」〜アルマイト加工技術の応用
H27年度 東広島市ものづくり優良企業表彰受賞：HVOF溶射技術で航空機部品を受注

【メディア記載】
日刊工業新聞（H15.11.19、H26.7.3）、日本経済新聞（H15.12.5）、中国新聞（H23.1.15、H24.2.23、H25.2.22、H27.2.13）、「機械技術」誌（H15.10・H18.10）、「機械と工具」誌（H17.12）等々

【証明・許認可】
ISO9001、JISQ9100、NADCAP Coatings

【共同研究・開発実績】
公開による盗用のリスクを避け、あえてノウハウに留めているものがメイン

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