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最終更新日時: 2017/04/27 14:09:29
法人番号:9010801013141

アルタン株式会社

柿渋由来のノロウイルス対策製剤を広島大と開発

食品産業向けに製造加工の環境衛生に役立つ「安心、安全」をコンセプトとした業務用除菌製剤を開発・製造している。広島大学との共同研究で、柿渋がウイルスゲノムを99%減少させることを発見。植物由来成分や食品添加物を用いた安全な抗ノロウイルス剤を製品化し、日本、アメリカ、カナダ、中国、ベトナム、フランス、イギリス、ドイツ、オランダの特許を取得した。これまでに160万本販売し、ノロウイルス対策で社会に貢献している。

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その他のアピール

【企業の強み】
平成18年から広島大学と、安全な抗ノロウイルス剤の共同研究を始め、柿渋がウイルスゲノムを99%減少させることを発見し、共同特許を出願しました。これまで日本、アメリカ、カナダ、中国、ベトナム、フランス、イギリス、ドイツ、オランダの特許を取得しました。この技術を使用し製品化した製品「アルタンノロエース」を販売し、従来の販売先である食品業界にとどまらず、幼稚園・保育園、介護業界等、顧客層が広がっています。

【事業内容】
食品産業向けに、製造加工の環境衛生に役立つ「安心、安全」をコンセプトとした、業務用除菌製品の開発、製造を行っています。広島大学と安全なノロウイルス対策製剤の共同研究を進め、平成19年11月に製品化に成功、これまでに160万本販売し、ノロウイルス対策で社会に貢献してきました。

【業種】
食品産業向け、除菌製剤・医薬部外品、化粧品の製造・販売

【製品・技術の強み】
ノロウイルスはヒトの小腸でしか増殖しないウイルスで、インフルエンザウイルスや他のウイルスのように培養して抗ウイルス効果の検証ができません。そのため代替ウイルスとして同じカリシウイルス科のネコカリシウイルスに対して感染価法により効果を検証しています。しかしネコカリシウイルスはpH2〜3の強酸環境(ヒトの胃液環境)で失活してしまい、ネコカリシウイルスにて効果を検証した製剤といっても、胃液を通過し小腸で増殖するノロウイルスに対し効果があるとは言えないため、広島大学ではウイルスのゲノム残存率を検証するリアルタイムPCR法で、柿渋がノロウイルスに対し99%以上のウイルスゲノムを減少させることを確認しました。

【代表者メッセージ】
食品添加物とエタノール成分で製造した、安全な抗ノロウイルス製剤の販路を一層開拓して、広く社会に貢献していくよう推進しているところです。また、海外にも安全な柿渋含有の特許技術を駆使した製品を開発し展開していく予定です。

【販路開拓・海外展開に向けた社内体制】
マーケティング室担当社員を中心に、海外市場調査を進めている。また、海外向け除菌製品の開発を進め、試作品の効果を検証中です。

【シェア・ランク】
ノロウイルスで検証している他社製品はなく、市場シェアは不明です。

【表彰・メディア掲載】
【表彰実績】
共同研究・技術移転功労賞(2008年)/ 第25回中小企業優秀新技術・新製品賞優秀賞(2013年)/ 第25回大田区中小企業新製品・新技術優秀賞

【メディア記載】
日経「ノロウイルス柿渋で撃退」/ NHK「柿渋パワー」(H22年9月27日、H24年11月18日、12月21日放映)/ テレビ朝日「ノロ、インフル撃退」(H25年2月19日)

【共同研究・開発実績】
広島大学生物圏科学研究科食品衛生学研究室
広島大学医歯薬保健学研究科ウイルス学研究室

【知的財産】
特許登録
①「抗ノロウイルス剤」(第5092145号日本)他8カ国
②「A型インフルエンザウイルス属のエンベロープウイルスに対する抗ウイルス剤」(第5670201号)
その他

【主要取引先:実績(国内)】
帝国ホテル、ヤマザキ製パン各工場、サンデリカ各工場、ワタミフーズ、ほか飲食店、幼稚園・保育園、介護施設など多数

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