法人情報

【企業の強み】
日本のユーザは品質に厳しく、海外メーカー（主に韓国メーカー）は品質が悪いため、日本市場に殆ど参入できていない。当社の強みは、丁番を作り始めて40年以上経験しており、精度が高く、がたつきの少ない丁番を供給できるのが強み。顧客からの多種多様な要望に応えられる技術と生産対応力があり、現場からの要望（例えば、同じ公団住宅型ドア仕様でも、年代ごとに穴の位置が微妙に異なる）に対し、1個からでも対応が可能。また、丁番の耐久性を評価する検査機を自社製作し、品質信頼性の面においても、顧客からの要望に対応が可能。

【事業内容】
機械及び金属の加工並びに製造業、これらの業務に付随する製品の販売業。過去は、プレス（鉄、真鍮）の加工をおこなっていたが、現在は丁番の専業メーカーであり、量産品から大型扉向け用途並びに特殊用途のものまで、海外メーカーが出来ない丁番を供給。ステンレス製の丁番は日本で初めて製造。現在、耐震用丁番を主力商品に、製造・販売。

【業種】
金属加工業

【製品・技術の強み】
丁番の専業メーカーとして、特殊用途の丁番についても、対応可能。現在、主力商品として、耐震用丁番（地震の際に、丁番が玄関ドアのゆがみ発生を吸収し、玄関ドアが開かずに閉じ込められるケースを防ぐ機能をもつ）を製造・販売し、取り付け工事まで自社で請け負う。また、大型の丁番についても得意としており、機械の搬入口に使用されている大型扉（例えば、高さ5ｍ×横はば2.5ｍの鉄製扉）の供給も可能。

【代表者メッセージ】
主力製品「耐震丁番」は、現在集合住宅の玄関ドア用に順調な売上推移を示している。今後はこれに加えてオフィスビル、工場等の職場の非常扉用に需要を喚起し、新たな市場を形成するための取組みを開始する。また、近年の円安を背景に建設需要の旺盛な東南アジアへの輸出を活発化させるべく、タイアップ業者とのマッチングにも取り組んでいく。

【販路開拓・海外展開に向けた社内体制】
国内向け取引は、建築金物の商社（株）シブタニを通じて、商取引を実施。尚、実際の製造・品質・メンテナンス・技術的な面での対応は、取り付け工事を含め、当社が実施。今後、新規取引先が増加するようであれば、体制強化が課題と認識している。また、海外展開については、生産拠点の展開は品質面から考えていないが、海外への販路開拓については、国内での体制強化を優先し、将来的には展開を検討予定。

【シェア・ランク】
日本国内で丁番を製造しているメーカーは10社程度あるが、その中でもトップクラス。特に耐震用丁番では、シェアトップ。

【表彰・メディア掲載】
【表彰実績】
大阪府商工労働部発行「ものづくり中小企業100ものがたり」に掲載

【メディア記載】
日刊工業新聞

【証明・許認可】
特になし

【共同研究・開発実績】
耐震用丁番（特許第4028478号）、クリーンルーム用丁番（特許済）

【主要取引先:実績（国内）】
アルメタックス(株)様、三和シャッター工業(株)様、(株)シブタニ様、(株)ＬＩＸＩＬ様、杉田工一ス(株)様、立川ブラインド工業(株)様、日本アルミニウム建材(株)様、野口金属産業(株)様、(株)日垣本社様、(株)ベスト様、(株)丸喜金属本社様、美和ロック工業(株)様、山崎産業(株)様、YKK(株)様（50音順）

【主要取引先:実績（海外）】
間接納入実績あり（インドネシア、ニュージランド等）