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最終更新日時: 2019/12/17 14:28:46
法人番号:7260001019395

ストローブ株式会社

オンリーワン技術を生かしたホルムアルデヒド測定器

柳沢センサー・ホルムアルデヒドおよび放散量測定器は、世界で唯一、オンサイトでホルムアルデヒド放散量を定量評価できる製品。簡易式測定法ながら、公定法との高い相関性を実現。工場の品質管理、学校現場や一般家庭での測定に使用されるほか、海外にも輸出しています。税関で不正薬物を検出する目的で開発したラマン増感試薬は、低感度のラマン分光の光シグナルを1万~100万倍増強し、極微量の定量評価に使用可能。オンリーワンの技術を多く保有しています。

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アピールポイント

科学技術の研究成果をものつくりに生かし、世の中に貢献
世界にないものを生み出す開発力
【企業の強み】
当社の柳沢センサー・ホルムアルデヒド及び放散量測定器は、世界で唯一オンサイト・非破壊でホルムアルデヒド放散量の定量評価を行うことができる製品です。簡易式測定法ながら公定法との高い相関性を実現しました。ラマン増感試薬は、これまで低感度であったラマン分光の光シグナルを1万~100万倍増強し、極微量の定量評価に使用することができる世界で唯一の液体試薬です。2014年2月に開所した製造所においては、バックグラウンドの低減化に成功し、標準物質で50nMから500μMの応答を確認しています。また、DLCについても同様に、世界で唯一、常温~40℃で成膜できる卓上型の成膜装置を開発しました。いずれもオンリーワンの領域での技術を有しています。

【事業内容】
ホルムアルデヒドの発生源を特定し、放散量を数値化する柳沢センサー・ホルムアルデヒドおよび放散量測定器は、工場の品質管理、学校現場や一般家庭での測定に使用されるほか、海外にも輸出しています。不正薬物等を検出する目的で開発したラマン増感試薬は、ものづくり助成金の採択交付を受け、2014年2月安定的に量産できる製造設備を完備しました。前身のふくはうちテクノロジー㈱以来10年以上R&Dを行なってきた常温DLC(ダイヤモンドライクカーボン)成膜技術は、卓上型のコンパクト装置を開発し、義歯材料メーカーにおいて2013年10月、臨床試験を開始しました。当社はこの他産学連携により、蛍光ダイヤモンド・ナノ粒子、静電アクチュエータ(人工筋肉)のR&Dの取り組みをしています。

【製品・技術の強み】
当社DLC卓上型成膜装置は、インバータープラズマCVD方式によるもので、常温で成膜できるという強みを生かし、樹脂の表面改質を行うことができます。アクリルレジン歯においては、DLC成膜(生体に安全な炭素薄膜)することで、モノマーの溶出を防ぎ、平滑性を与え、臭いを付きにくくすることができます。近年改良を重ねた当社技術は低真空のインバーター電源方式でありながら、強いアンカー効果をもち、コストパフォーマンスに優れています。2013年全電子収量法物性試験においては、有機ポリマーに近い膜であって、グラファイトに対し、ダイヤモンド結晶体割合が90%を超える類を見ないsp3リッチと結論され、樹脂のたわみに追随しやすいしなやかさと強靭さを併せ持つことが証明されました。臨床試験においても、臭いやプラーク、歯石が付きにくいといった点で従来技術との圧倒的差異が確認されました。
静電アクチュエータ
◆エンジン、モーターに次ぐ第3の駆動機構で、従来の技術に比べ軽く、しなやかな動き、高効率。

電極版を多層に重ね合わせた積層型が特徴で、正負の平板電極を適切な間隔に交互に積み重ね、電圧を掛けると筋肉のように収斂します。独自のリボン状電極により駆動領域で柔らかく、負荷領域では硬い理想的なバネ特性を実現しています。極板電極が狭くなるほど発生力が強くなります。そこでこの構造を微細化/並列化することで、人の最大瞬発力や自動車の馬力に相当する10kg/cm2を実現します。

【製品長所】
ストローク(稼働領域)が大きく、ギヤなどでの力の変換が不要なため慣性モーメントが小さく応答性に優れている。
材料はPETフィルムと銅箔のため、非常に軽量で材料としても安価で安定供給されているものです。

【想定される用途】
ロボット、ロボットスーツ、自動車業界等、軽くて力の出る駆動機構を必要とする市場。
ナノクリスタルダイヤモンド
◆気相合成した純白のナノダイヤモンド(現在、物性試験中)

【製品長所】
本合成法は従来の爆轟法とは異なり、原料ガス・プラズマからの直接連続合成のため、高品位化(純度,サイズ制御,結晶性,生産性向上等)を可能にする画期的なダイヤモンド・ナノ粒子形成技術です。気相合成と同時に発光中心を形成することで、蛍光バイオ・マーカー(高い生体親和性, 高輝度,輝度劣化が小さい)や高輝度単一光子源への利用を可能にします。

【想定される用途】
細胞毒性は皆無で、水性及び油性潤滑剤、複合鍍金強化添加剤、CVD結晶成長核、発光素子、表面誘導体、有機太陽電池、触媒担体等、幅広い用途展開が期待される。
オンリーワンの技術で海外展開
【代表者メッセージ】
わたしどもは、旧日本石油ガス㈱(現JX日鉱日石エネルギー㈱)の出資を受け2002年に創業して以来、いくつかの研究開発を行なってまいりました。社名のストローブ(STRAWB)は、Strawberryの省略形です。イチゴマークとともにオーガニックで健康的な響きをイメージしています。また、STRAWBのそれぞれのアルファベットは、Science Technology Research And Worldwide Bettermentの頭文字をとったもので、科学技術の研究成果をものつくりに生かし、世の中のお役にたちたいという願いを社名に現しました。弊社は、人々の健康や幸せのためにお役に立てるよう事業活動に邁進して参りますので、この理念、価値観を共有できるお会社とWIN-WINの取り組みをさせて頂くことを願っております。
【販路開拓・海外展開に向けた社内体制】
総務部内に新規取引先対応担当を配置し、大手企業からの問い合わせの窓口とします。技術的なご相談には、社長及び技術担当役員(4名)が対応し、必要に応じて直接出向いて課題解決します。また、海外企業向けには、英語での対応可能な体制を整え(2名)、グローバル人材(国際物流業務、国際会計、国際営業)の登用を進めます。

動画

エンジン、モーターに次ぐ第3の駆動機構 積層型静電アクチュエータ
更新日:2020/02/26
電極版を多層に重ね合わせた積層型が特徴で、正負の平板電極を適切な間隔に交互に積み重ね、電圧を掛けると筋肉のように収斂します。独自のリボン状電極により駆動領域で柔らかく、負荷領域では硬い理想的なバネ特性を実現しています。極板電極が狭くなるほど発生力が強くなります。そこでこの構造を微細化/並列化することで、人の最大瞬発力や自動車の馬力に相当する10kg/cm2を実現します。銅箔とプラスチックの軽いフィルムで作られるので、モーター等に比べ軽量です。
エンジン、モータに次ぐ第3の駆動機構
更新日:2020/01/09
新価値創造展2019 出展者プレゼンテーションステージ
2019年11月27日
Science Technology Research And Worldwide Betterment 科学技術の研究成果をものつくりに生かし、世の中のお役にたちたいという願いを社名にしました。真空技術とセンシング技術で世界をリードしていきます。

その他のアピール

【表彰実績】
東京都ベンチャー技術大賞最終ノミネート(13社) 柳沢センサー・ホルムアルデヒド、第17回大田区新製品・新技術コンクール奨励賞獲得 柳沢センサー・ホルムアルデヒド、2009年 第20回大田区新製品・新技術コンクール優秀賞獲得 インライン型DLC大型製膜装置

【メディア記載】
NHKためしてガッテン、ガイアの夜明け、大沢悠里のにっぽん元気カンパニー(以上、柳沢センサー)、ワールドビジネスサテライト(DLC及び柳沢センサー)

【証明・許認可】
関東経済産業局地域新生コンソーシアム研究開発 「高加工性DLCコーティングの開発」、大田区(大田区産学連携研究開発支援施設活用採択、東京都(中小企業経営革新支援法認定)、東京都(重点戦略プロジェクト支援事業)


【共同研究・開発実績】
東京工業大学共同研究契約(超小型静電アクチュエータの開発、2008-)、東京工業大学特許共同出願契約(静電アクチュエータ及びその製造方法、2013)、電気通信大学共同研究契約(インバータープラズマによるDLC膜の形成に関する契約、2010-2011)、電気通信大学共同研究契約(ナノクリスタルダイヤモンドの製造に関する研究、2010-現在)

【知的財産】
常温DLC(ダイヤモンドライクカーボン)、柳沢センサーホルムアルデヒド、ラマン増感試薬、蛍光ダイヤモンド・ナノ粒子、静電アクチュエータなど

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新価値創造NAVI掲載企業、新価値創造展2019出展企業
中小機構 中国本部
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