法人情報

【企業の強み】
自社環境：様々な特殊鋼の精密加工を長年経験してきたため、どんな難削材の加工でも挑戦して行く意欲があります。2020年に新工場を立ち上げ、立旋盤の量産加工が可能になりました。また門幅1.6ｍの3次元測定器による品質保証が可能です。
外部環境：特殊鋼メーカーが近い、大手企業が少ないため良い人材が入りやすい、天災が他地域に比べ少ないなどの利点があります。

【事業内容】
押出しピン部門では、国内で唯一日立金属製DACを使用した金型用エジェクターピンを製造しており、主に自動車メーカーのダイカスト金型に使用されています。また、その他特殊鋼の精密シャフトを製造しています。機械加工部門では特殊鋼の多品種少量生産を行っています。長年培われたダイス鋼、超耐熱合金、チタン等の難削材の加工技術と、ユーザー、外部認定機関から認証された品質保証体制、そして熟練した職人の手により、高精度な製品をお届けいたします。

【製品・技術の強み】
超耐熱合金の加工：長年継続して加工しているため、それに最適な設備、工具、製造ノウハウの蓄積があります。φ20までのシャフト物：摩耗、損傷が激しい物について、性能に合った材質をご提案し製造いたします。薄物リング加工：真円度、同心度、直角度など丸物で高い幾何学制度を要求される製品について、自社製治工具の提案と立旋盤、複合研削盤による高精度加工により精度良く加工いたします。

【代表者メッセージ】
当社は1970年に創業以来、特殊鋼の精密旋盤加工を主体として、徐々に加工の幅を広げて参りました。2000年からは全国的に販路を広げ、現在は県外からの受注が70％以上となっております。今後もお客様のコスト軽減のため、設備増強、加工ネットワークの強化により、さらなる一貫受注体制の構築を進るとともに、JISQ9100に基づいた品質管理により、遠く島根からでもお客様の近隣業者に負けない品質、納期、コストを目指して参ります。

【販路開拓・海外展開に向けた社内体制】
・島根県外の営業担当者　3名
・一括受注できるよう、社内設備の充実、素材手配から表面処理まで外製先の確保
・規模拡張のため、20年3月に新工場完成。
・HP英語版作成、英語担当者の養成（計画中）

【シェア・ランク】
ダイカスト金型用のピンでは主要自動車メーカーおよび1次下請けメーカーで多く採用していただいています。

【証明・許認可】
JISQ9100取得（2012年9月13日）

【工場（国内）】
本社工場のみ

【取引形態】
試作開発受注、OEM契約、委託加工、共同開発

【主要取引先:実績（国内）】
日立金属（株）安来工場（航空機部品、設備補修部品他）、三菱重工業コンプレッサ（株）（コンプレッサー部品）、東芝エネルギーシステムズ（株）（発電機部品）

【展示会出展情報】
2022年　関西機械要素技術展